日本におけるブータン研究の発展・普及を目指して
Japan Society for Bhutan Studies: JSBS

【投稿規定・執筆要項】

『ブータン学研究』(Japanese Journal of Bhutan Studies: JJBS)投稿規定

1.学会誌『ブータン学研究』の目的
 ブータンに関する新しい知的見解、新事実の発見の報告を提示する論文、研究ノート、資料、書評、ブータン通信(以下「論文等」という)を掲載する。

2.原稿の区分
 学会誌『ブータン学研究』に掲載する原稿の区分は、以下の通りとする。
 [1]「論文」 ブータンに関する新しい知的見解、新事実の発見を報告するもの
 [2]「研究ノート」 ブータンに関する新しい仮説、未だ実行されたことのない試みについての提示、報告をするもの
 [3]「資料」 ブータンに関する関連分野で未だ紹介されたことのない資料を紹介するもの
 [4]「書評」 ブータンに関する研究資料や文献を取り上げ、研究動向を考察したもの
 [5]「ブータン通信」 学会員情報や、ブータン国内の情報、国内外におけるブータン関連の情報、ブータンに関するエッセイなど

3.寄稿の資格
 (1)本学会の会員
 (2)本学会が要請した者
 (3)連名著者に関しては、筆頭著者が(1)または(2)に該当する者であること

4.論文等の掲載までの過程
 寄稿を希望する者は、所定の投稿申込書と原稿を学会事務局宛にメールにて送付する。初稿の提出期限は9月末日とする。寄稿された論文等は、一人または複数者の専門家による査読を行う。本会に設けられた出版委員会は、査読者の意見を参考にして審議を行い、①採用、②条件付き採用、③再査読、④不採用、のいずれかを決定する。

※『ブータン学研究』第1号のみ、2018年1月末日締切とする。

『ブータン学研究』投稿申込書(Wordファイル)

5.審査項目
 出版委員会により選定、依頼された査読者は、以下の各項目について評価を行う。
 (1)研究報告としての、主題の妥当性
 (2)その関連分野への貢献度、独自性、新規性
 (3)未発表論文であること
 (4)素材・資料の妥当性、提示方法の適切さ
 (5)内容の完成度、論理展開の明解さ、妥当性
 (6)章、節などの適切さ
 (7)文章表現の適切さ
 (8)参考文献の妥当性、引用の適切さ
 (9)原稿区分(「論文」「研究ノート」等)の適切さ
 (10)執筆要項の遵守

6.寄稿者による改稿、最終稿
 寄稿者は、出版委員会の助言に従って改稿し、その改稿されたものを出版委員会が受理した場合、それを最終稿とする。

7.校正
 寄稿者による校正は一回のみとし、その後の加筆、訂正は認めない。

8.使用の言語、文字
 使用言語は、日本語、英語とする。

9. 文字数
 論文の長さは、原則として、図表を含めて、和文は20,000字以内、英文は8,000語以内とする。但し、出版委員会が認めたものに関してはその限りではない。

10.寄稿にあたっての条件
 寄稿される論文等は未発表のものとし、ひとつの論文として完結していること。特定個人または集団に関する差別、誹謗、中傷に関して配慮がなされていること。

11.原稿の返却
 寄稿された論文等は、返却しない。

12.寄稿料・原稿料
 寄稿料は原則無料とする。但し、特殊な加工を必要とする場合には、内容に応じて寄稿料が発生する。原稿料は支払わない。

13.著作権
 著作権は寄稿者に所属する。ただし本学会が出版する学会誌、および、管理する電子媒体に掲載し公開することに寄稿者は同意するものとする。

14.版権等
 寄稿論文等に用いる図、表、写真等は、すべて寄稿者がその権利関係に関する許可を得るものとする。

15.出版の形式
 (1)寄稿され出版委員会において採用された原稿は、原則その採用年度内に本会が管理している電子媒体に掲載する。これをもって論文が発表されたものとする。
 (2)電子媒体上の論文等について、改ざん等の疑義が生じた場合は、出版委員会が保管している紙に打ち出された印刷物を論文等の正本とする。

16.寄稿・連絡先
 寄稿先および連絡先は、学会事務局とする。原則、電子媒体での投稿のみを受け付け、紙媒体での投稿は認めない。

附則
 この投稿規定は、理事会において承認された日から効力をもつ。

(2017年12月19日 理事会承認)

『ブータン学研究』(Japanese Journal of Bhutan Studies: JJBS)執筆要項

1.原稿は新かなづかい、平がなの横書きとする。漢字は原則として常用漢字とする。

2. 外国の人名、地名、物件名などは、原則としてカタカナまたは妥当する日本語で表記し、初回のみ丸括弧で英語もしくは原語を付記する。

3. 数量の記号は、C.G.S.単位により欧文で表す。

4. 図表は鮮明で印刷しやすい形にし、説明文をつける。

5. 章、節、項などをあらわす符号として、次のようなものを用いる。
 Ⅰ. Ⅱ. Ⅲ.  ・・・
  1. 2. 3.
   1) 2) 3)
    (1) (2) (3)
     a. b. c.
      a) b) c)
       (a) (b) (c)

6. 引用文献の記載は次のようにする。 
 (1)雑誌の場合は、著者名(3名以上の場合は「ほか」または「et al」とする): 表題名, 雑誌名および巻: 掲載ページ, 発行年. の順に記す。
 (2)単行本の場合は、著者(監修または編集者名): 書名. 発行所, 所在地, 発行年: 引用頁. の順に記す。

〈引用文献記載例〉 
雑誌
1) 堀了平: ブータンの生薬資源, ヒマラヤ学誌 3: 113-122, 1992.
2) Rowe JW. Kahn RL. Human aging: Usual and Successful, Science 237: 143-149, 1987.
単行本
1) 川喜田二郎(今西錦司編): 農業北限線の問題(大興安嶺探検). 講談社, 東京, 1975: 514-534.
2) West JB: High life: A history of high-altitude physiology and medicine. Oxford University Press, New York, USA, 1998: 132-163.

7. 本文の前に、400語程度の英文サマリーと、5つ程度のキーワードを記載する。